ひょんなことから思い出した事ですが、
Nintendoのとうぶつの森シリーズは、かなり古くからあるゲームです。
シリーズの中の、2001年12月14日に発売になったゲームキューブ用ソフト「どうぶつの森+」では、イベントごとにあいことばをもらえて、レア家具がもらえました。
ユーザーからしたら、楽しみなイベントでした。
このあいことばは、村の名前とキャラクターの名前で生成されて吐き出されていたようです。
このプログラムを解析して、あいことばを吐き出すツールを作った人がいました。
このツールは無料で配布されていたので、瞬く間に広まり自分のHPにツールを置いて二次配布、三次配布している人もいたのです。
わたしが、このツールのことを知ったのは、Nintendoが警告を発してツールの開発者のところに、書き込みをしたあとでした。
噂をきいて見に行ったところ、BBSに直ちにツールの削除をするように書かれていたのを記憶しています。
参考:http://mimizun.com/log/2ch/news/1017404137/
すでに、そのページはなくなっていますが、この騒動のため、あとあと配布される予定だった「ファミコン ゼルダの伝説」の配布はなくなってしまったのです。
ツールの開発者がその後どうなったのかは、はっきりわからないのですが、訴えられたという記事も見かけないので、ツールの削除だけで許してもらえたのでしょう。発売の翌年の事件だとおもいますので、2002年の出来事でしょうか。2002年はまだまだのんきな時代だったということですね。
予定していたイベントの中止を考えると、Nintendoの損失は大きかったのではないでしょうか? 今なら、すごい損害賠償を求められそうです。
そんな事件を乗り越えて、どうぶつの森はほのぼのと2~3年おきに新作を出してきました。
どうぶつの部屋をデザインしてあげられるという新作の発売はまもなくのはず。
沈黙しているNintendoの発表が待ち遠しいです。